浜松市佐久間町のフィフティーズな床屋 乗本和男のブログ

フィフティーズ大好きな床屋の店主です。円満家族のお手伝いをする床屋です。

昔の結婚には、世話人(仲人)の証明書が必要だった。

こんにちは〜。

あれだけ狂ったような寒さを耐えて(僕の家は耐え切れないで水道管破裂しまいたが)

なんとか、寒さも和らぎ我慢できるぐらいの気温になりましたね。

と言いながらも、寒すぎて手がかじかんで(手が凍える)何をする前にも手をすり合わせて暖かくしないと動かないのは変わりません。(笑)

でもですね、ここ佐久間町の山々を見ますと杉の木が大分赤くなってきました。赤くなってきたということは、杉花粉を撒き散らす準備ができたということです。

春が近くなると、一斉に拡散します。準備に入ったということは、ぼちぼち暖かい気候になるというお知らせでしょうかね。

杉花粉にも弱い 浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

☑元気な93歳のおじいちゃん

昨日髪の毛切りに来てくれた伊藤のおじいちゃん。

元々は佐久間町でも少し山の中にあたる野田とい部落に住んでいました。

おばあちゃんと住んでいましたが、10数年前に亡くなってしまいその後、今日まで一人で家のこと畑のことやってきたんです。

でも高齢と病気が重さなり一人では、住めない状態になりここ浦川に住んでる娘さんのところに来て生活をしています。

でもこのおじいちゃん、足が少し不自由なだけで頭と口はバッチリ30代なんです。(笑)

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☑無敵のキューピット

このおじいちゃんは、役所勤めという職業柄人前で話すことが長けていたおかげで数多くの愛のキューピットをやったみたいなんです。

その数、20組以上のカップルを作り結婚させているんです。

かなりの信用もあったんでしょうね、あるお家では、決まりかけていた縁談にこのオジイちゃんが違う話を持っていったら

「あんたが言うなら間違えない」

と言って決まりかけていたのを断り、このおじいちゃんが持ってきた縁談を受けたみたいなんです。

なんでも、実績がものをいうのでしょうかね!(笑)

☑仲人(世話人)の証明が必要だった

ビックリした事実を知りました。

最近では、あまり見られなくなった仲人という仕事ですが、昭和20年代頃には仲人の証明書がないと結婚できなかったみたいなんです。

とにかく、仲人の力が絶大だったんですね。

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その代わり、今みたいに簡単に離婚なんかはできなかったと思いますよ。

だって、必ず仲人が仲裁に来て話をうまくまとめてくれますからね。

だから昔は、離婚とか少なかったかもしれませんね。色々な面で仲人と話合いそして問題解決をしていったんでしょう。

だからこそ、仲人という仕事に誇りと責任を持って頑張って来てこれたんでしょうね。

最近では、なかなか世話を焼いてくれる方もいなくなりました。

また法律で仲人の仕事が活発になれば、今悩みの少子化に歯止めが打たれるかもしれませんね。

そうそう、おじいちゃんの自慢はもう一つ

仲人したカップルは、いまだ一組も離婚してないことでした。

それでは、また〜。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。