浜松市佐久間町のフィフティーズな床屋 乗本和男のブログ

フィフティーズ大好きな床屋の店主です。円満家族のお手伝いをする床屋です。

あたり前にあるものが使えなくなったり無くなったりすると、初めてそれに対して感謝の気持ちが出るもんなんですね。

 

こんにちはー。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

今日は寒波の休憩日でしょうかね。少し寒さもおさまっているような感じがします。昨日まで毎朝霜があったけど、今日は霜がありませんでした。また明日から寒くなるみたいです。風邪に気をつけてくれると嬉しいんです。

昔の携帯電話

さてさて、最近は当たり前になった携帯電話も、少し前にはかなり高価なものだったんです。だってボクがまだ20半ばの頃は携帯電話もかなりお大きくてトランシーバーくらいの大きさだった記憶があります。

そしてその携帯電話の使用料金も3万円以上かかるって、使っていたお客さんに聞きました。まだトランシーバーぐらいの大きさでも、当時としたらかなりの優れもので、一般の人はあまり持ってませんでしたから。

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もちろんボクなんかは携帯を持つという考えすらなかったですからねー。

そしてもっと昔すごかったのは、ボクがまだ愛知県の床屋で修行中のことでしたが、店長やっている時に来てくれていた不動産関係のお客さん、当時はまだポケベルが主流でして携帯電話なんてものは見たこともなかったんです。

しかーし、そのお客さんは携帯電話を持っていたんです。その頃はちょうどバブル全盛期の頃で、あちらこちらで不動産バブルが起きていた時でした。

893屋さんでもポケベルだった

店に来ていた893屋さんがまだポケベルで連絡を取って、地上げの話をしてた時でしたからねー。その不動産関係のお客さんの凄さがわかると思います。

そんな携帯電話は実は携帯とはよく言ったもので、自宅にある固定電話(黒電話)に無線機をつけた様なものだったんです。だから凄くデカイんですよね。固定電話を肩にかけて、受話器で応答してましたから!

でもそれが当時では最先端の携帯電話だったんです。

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その携帯電話から今ではスマートフォンになりました。もちろん昔ながらの携帯電話もありますが、ほとんどの方がスマートフォンを使われています。

そんな携帯電話(スマートフォン)あがあるおかげで、ボクの店の予約もこれでしてくる方も見えます。もちろんそんな方は昔からボクの携帯番号を知っている方だけですけどね。

ほとんどの方は、店と家と兼用の固定電話に予約をくれるんです。

固定電話が使えなくなって、初めて有り難さが分かりました。

でもここ2、3日電話を取ると切れたり、子機の充電がおかしくて話してる途中で切れてしまったり、最後はかけれるけど受けれないみたいになってしまっていたんです。

だからお客さんがわざわざ店まで来て、予約を入れてくれました。申し訳なかったです。

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早速新しい電話機を購入しました。ボクの店は田舎にあるので、周りに電話機を売っている電気屋さんがないんですよ。ですから買うときはAmazonで買いました。

注文した次の日には電話機が来ましたからね。すごく便利になり助かります。

いくら携帯電話(スマートフォン)が主流になっても、店を構えている以上固定電話がとても大事になって来ます。

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あたり前のように使っていたものがいきなり壊れたり、使えなくなったりしてしまうと、不便になり多くのお客さんに迷惑をかけてしまうんですよね。

いつも当たり前に使っているものに対して、また感謝をする気持ちが強くなりました。

それでは、またー。