浜松市佐久間町のフィフティーズな床屋 乗本和男のブログ

フィフティーズ大好きな床屋の店主です。円満家族のお手伝いをする床屋です。

今日は県立佐久間高校としての最後の卒業式です。この時期が来ると思い出す、甘酸っぱい記憶を書いてみました。

 

こんにちはー。
浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

今日は3月1日「おついたち」の日です。家内安全・商売繁盛を祈願して赤飯を食べる風習を行う日なんですよね。この1ヶ月間を家族みんなが幸せに暮らせる、そう言った気持ちで赤飯を食べてもらえたら嬉しなって感じています。

いよいよ県立佐久間高校の卒業式

さてさて今日は静岡県立佐久間高等学校としての最後の卒業式です。こんなに日がまさか来るとは考えもしませんでした。

思えばボクが中学生だった頃、佐久間高校という一目置く高校が自分の新しい人生の一歩だった感じがします。

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静岡県立佐久間高等学校

佐久間高校に入ったら、まず髪の毛を伸ばし(中学時代はBOUZUが規則でした)ヘアスタイルをリーゼントにして、刺繍の入った学ランにボンタン。

勉強よりその当時一番憧れていたファッションをできるという希望が、佐久間高校に入るとできるんだと思い続け心を膨らませていたもんでした。

ボクの高校生活

そんな大きな夢を抱いていたボクですが、高校入った瞬間に一個上の先輩方に呼び出され、20人の方にフクロにされて高校の1年間はBOUZUで過ごすことになってしまいました。

が!なんとか先輩に媚びを売りまくり、一年の夏には念願だったリーゼントをすることができたんです。

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それから仲のいい先輩から色々と人生の基礎を作る教育を受けまして、お酒にお女の子にお博打に・・子供にとっては興味津々のことばかり経験させていただいました。

そして知らぬ間に楽しい高校時代は過ぎていき、いよいよボクも卒業式を迎えることができたんです。

先生にもう少し授業に出てくれとお願いされて、自分なりに一生懸命授業に出席したおかげで卒業できたのだと考えています。

甘酸っぱいボクの卒業式の日

そんなボクの時代の卒業式は、少しドキドキでした。

ボクが卒業したのは1980年代のバブルに向かった一番景気のいい時だったんです。そんな時代はみんなが夢を持っていました。

そんな夢をボクも密かに持っていたんです。それは卒業式のイベントに起きる幸せな行事なんですよね。

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卒業式を終えて卒業生は教室に戻ります。そしてクラスメイトや先生との最後の会話をして教室から出て行くんですが、その時に後輩の女の子たちが憧れの先輩を待っていて、学ランのボタンや記念のものをもらいに来るんですよね。

そんなことを前々から知っていたボクは、来ないのは分かっていたのに来たらどうしようなんて考えてドキドキしていたんです。

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(佐久間高校のセーラ服はサのマーク)

案の定、卒業生が使っていた玄関は後輩の女の子たちで埋め尽くされていました。こんだけいたら一つや二つは取られるかなって考えていたのです。

そしてそのウジャウジャいる女の子をかき分けて校門に出て行くのですが、人気がある卒業生は止められボタンとか取られてました。

ボクもボタンを取られたどうしようなんて考え、下を向き女の子をかき分けて行ったら、知らぬ間に校門に着いてしまってました。(涙)

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気がつけば知り合いの先輩の車に乗せてもらい、いっぷくしながら家に帰ったんです。

卒業式の日の甘酸っぱい青春の記憶を、今でもこの日が来ると思い出すんですよね。

県立佐久間高校生として最後の卒業生のみんなも、甘酸っぱい思い出を持って卒業してくれたらいいなって感じました。

それでは、またー。