浜松市佐久間町のフィフティーズな床屋 乗本和男のブログ

フィフティーズ大好きな床屋の店主です。円満家族のお手伝いをする床屋です。

いよいよ夏祭のお囃子の練習が始まりました。田舎の1番のイベントだよ。

 

こんにちはー。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

田舎の楽しみ

田舎は楽しみがあまりないんですよね。

街みたいに遊ぶところも少ないし、夜7時を過ぎたら人なんか通ってないからねー。

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そんな田舎でも年一回、町の人たちが力を合わせて楽しむ地元の夏祭りがあるんです。

なんと70歳まで若連(本当は町勇連)で49歳のボクまだまだ若手なんですー!

花火がメイン

そんな夏祭りのメインが今まで花火だったんですよね。

昔はこんな田舎でも色々な企業があって人もたくさんいて、企業からの寄付金がいっぱい貰えたんです。

それに町の中は普通の民家ではなく、ほとんどが商店だったんですよねー。

だから商店の中でグループを作り、グループごとにスターマインを出したりして賑やかく寄付してくれたんです。

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そんな賑やかな花火大会も企業がなくなり、商店は全くなくなり人が居なくなってしまいました。

でもここ浦川の町のみんなは、心の奥に浦川の花火が一番だっていうポリシーを持っているんです。

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だから極端な話、祭り当日飲む酒の分も花火のお金に回すぐらいなんですよね。

数は少なくなりましたが、高い山に囲まれた盆地で響く「10号玉とスターマインの」の音の凄さは人に感動を与えると今でも感じています。

これから始まるお囃子組の練習

そしてもう1つが屋台の引き回しです。

昭和の初期に作られた屋台は当時の山を持ってる方の木材と寄付金で、浜松の宮大工さんに作ってもらった物です。

その屋台でメインになるのがお囃子です。

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そのお囃子の練習が昨日から始まりました。

練習場所は町の真ん中の小高い丘にある五社神社で行います。

この歳になると仕事が終わってからその神社に登っていくのが面倒くさいんですよね。

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若い頃は毎日が楽しくて早く神社に登りたいものでしたが、なんとも気持ち的に情けなく感じます。

それでも登ってしまえば、大好きなお祭りの練習です。

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ノリに乗ってやっちゃいます。

子供達の元気な声、本当に若い衆の力強い笛の音。

これから1ヶ月間の間、お祭り本番の8月5・6日まで練習は続きます。

田舎で一年間で1番大きなイベント。夏祭りをみんなで楽しむために、今日も元気にお囃子の練習に行ってきまーす。