浜松市佐久間町のフィフティーズな床屋 乗本和男のブログ

フィフティーズ大好きな床屋の店主です。円満家族のお手伝いをする床屋です。

時代とともに考え方や楽しみ方が変わってくる。子供の楽しみの優先順位の変化。

 

こんにちはー。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

お祭りお囃子組

夏祭りのお囃子を教え始めて10日あまりが過ぎました。

時間の過ぎるのは早いもので、気がついたら7月も半ば過ぎてしまってます。

あまり教えるということは慣れてない人間なので、上手く教えてるかどうかは分かりませんが、教えながら感じる子供達のお祭りへの昔と今の気持ちの変化をボクなりに書いてみまいした。

ボクの時代のお囃子組

今お囃子をやっているのは小学4年生から中学3年生男女です。

子供の数が減り、幅広い学年の子供達にやってもらわないとできないんですよね。

そんな大変なお囃子の練習のことを自分の時の話を入れながら、話していきたいです。

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ボクが子供の頃、もう40年も前になるんだねー。

時代が古過ぎて恥ずかしのですが、ボクの子供の時代にはお囃子を練習して、山車に乗れるのは小学6年生の男子だけでした。

それもやれるのは小太鼓だけで、あとは若連の大人が大太鼓と笛をやったんですよね。

もちろん女の子は浦安の舞という女の子にしかできないものがあったので、お囃子は男の子しかできない特別なものだ認識していたんですよね。

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だからお囃子を練習する時にはいつもお囃子を習っているという自負と言いますか、プライドがあり他の子供達に負けたくないから一生懸命素に学び練習しました。

練習の間はずっと板の間に引いた茣蓙の上に正座をして、辛くてもお囃子を学びたいし、上手くなりたかったので頑張ったんですよね。

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でもこれだけ一生懸命なのも、実は他の遊びや楽しみがあまりなかったことも大いにあります。

でもそのおかげでお囃子の小太鼓も上手くなり、大人になっても自然に口ずさめるようになっていたんです。

今の子供達のお囃子組

今の子供達はもちろんお祭りが好きで、お囃子の練習が楽しいんですが、他にも楽しみがいっぱいあるんですよね。

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例えばゲームなんかはお囃子の練習より大好きでしょう。

それに色々な塾やサッカー練習など、他にやるものもいっぱいあるんですよ。

だから疲れちゃうのかなー、しっかり覚えたいという気が少し少ないかなって感じます。

 

時代といえば時代ですが、お囃子の練習が始まると思うと体が震えるほどの喜びを感じる子供は、ボクの時代に比べて少ないかもしれませんね。

それでは、あと20日!

子供達もボクも一緒にお囃子の練習を楽しみます。

それでは、またー。