アメリカのメンフィスから「エルヴィス・プレスリー」がやって来た。
こんにちは〜。
さてさて最近落ち着かない日々が続いているんです。
もう待ち続けて10日以上も経ってるんです。
海を渡ってやってくるので時間がかかるのはしょうがないのですが、いくらまっても連絡がないのでヤキモキしていました。
たまらんので関係者のところに電話を入れて、今どういう状態なのか聞きました。
待ちに待ってるものは今どこにいるのか尋ねましたら、何日か前にアメリカを出発して羽田に着いて東京を出発したということでした。
予定で行くと今日ここ[ヘアサロン ノリモト]に着く予定なんです。
もう仕事をしながら
「いつ着くんだろうな?」
「今、宅急便のお兄さんが来たからどうだろう?」
とか、ちょっと気になりながら仕事をしてましたら、宅急便のワゴン車が止まりお兄さんが店の中に入って来て、
「KAZUO NORIMOTOさんは、ここでよろしいですか?」
オ オ オ~!!
来ましたか!
注文してから長いことかかって太平洋を渡りアメリカからやってきたんです。
どうしてもこの人がそばにいないと始まらない!
フィフティーズの床屋になりきれない!
そう!
この方、
「エルヴィス・プレスリー」〜〜〜〜〜!
オードリーの視線とエルヴィスの視線を感じながら仕事ができるとは感謝感激雨あられです。
早速届けてた頂いた箱を開けます。
外のテープをはがし箱を開け、そして彼が巻かれている紙をそっと外しながら出してみると、出て来ました。
まだデビューしたてで、ロカビリーを歌っている時のポスターです。
1955年ぐらいの時のステージでしょうか!
「エルヴィス」らしく腰をひねり手をかざしステップを踏もうとしてる姿かっちょいいです。
さ〜「エルヴィス」を最高のポジョンに貼ろうと思い、脚立を持ってきてポスターの裏に両面テープを8枚張りつけました。
丁寧に丁寧に貼っていきます。
斜めにポジションを決めて、ゆっくり上の部分からそ〜っと!
そして中間部分、下の部分と!
ビシッと貼り付けて脚立を降り、エルヴィスのポスターを見上げると
ワォ〜〜〜〜〜!!
かっちょいいいいい〜〜〜〜〜!
たまりません。
このままエルヴィスに見つめられたまま仕事ができるなんて幸せものです。
それから上機嫌で仕事をしていたら、仕事中後ろの方で
「バリ、バリバリ」
とイヤらしい音が僕の耳に入って来たんです。
恐る恐る振り向くと、
ありゃ〜〜!
「エルヴィス」がめくれて隠れちやってました。
やっぱり、この両面テープダメなんだ〜。><
「ガックン」
ということで「エルヴィス」と一緒に仕事ができる日がまた伸びてしまいました。
ちょっと悲しいけど、次回はしっかりと飾ります。
それでは、また〜。