浜松市佐久間町のフィフティーズな床屋 乗本和男のブログ

フィフティーズ大好きな床屋の店主です。円満家族のお手伝いをする床屋です。

夏祭りのワクワク感は、毎日のお囃子の練習からくるんだなって思った。

 

こんにちは〜。

浜松市佐久間町のフィフティーズな理容師 乗本和男です。

 

今日は台風の影響で思いのほか朝の気温が低く、涼しく感じました。こちらでは梅雨なのに雨の降る日が少なくて、畑の作物も枯れ始めてしまっています。全国に均等に雨が降ってくれると嬉しいんですが、なかなかそんなワケにはいきませんね。

 

さてさて、今週の月曜日から夏祭りのお囃子の練習がはじまりました。

思いおこさえばボクが小学校の頃、お囃子の練習をやれる学年が決まっていていたんです。当時はまだまだ子供の数もいたんですね。

そのためお囃子を習える子供は小学校の高学年の6年生だけだったんです。

それも男子だけで女の子は浦安の舞を習い、お囃子の練習はやらしてもらえなかったんですよ。

 

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だから小学6年生になるのが楽しみでしょうがなっかたんです。小学校の休み時間なんかは、お祭りが近ずいてくると横笛の代わりにスペリオでお囃子を吹いていたりしいました。ゲームなんか無かった時代ですから、夏祭りが一年間の唯一の楽しみだったんでです。

 

それにボク達の学年は運が良くて、普通は小学6年生だけしかできなかったのですが、一年上の先輩が丙午の生まれのせいで極端に人数が少なく(ボクの町では一人きりだったんです。そしてボクの同級生は11人いました。)

小学5・6・年生の2年間夏祭りのお囃子練習ができたんです。もう嬉しくて嬉しくてお囃子の練習が待ちどうしくて、勉強なんか手に付かなかったんですよね。

 

それにお囃子組みは屋台の引き回しの時に花形になります。子供の頃に祭り当日の屋台に乗って、高いところから見学している人や屋台を引っ張ってる人を見ているのに優越感を子供心に感じたのを覚えてます。

 

でも良く子供の頃は毎日楽しみであの高い階段を登り、若連のお兄さん達に怒られながらも楽しくてしょうがなかったなって思い出して笑ってしまいました。

 

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子供の時ってその楽しみを味わうためには、辛さとか面倒くささとかは関係ないんですよね。ただただ純粋にお祭りのお囃子をやりたいという気持ちだけで乗り越えていけるんです。

 

しかし大人になり色々な経験をすると、ズルさとか面倒くささとかが出できます。

 

そんな大人になったボクでも辛い階段を登り、子供達と一緒に笛を吹き太鼓を鳴らすと、子供の時の純粋な気持ちになってワクワクしてくるんですよ。

 

なかなかこのワクワクする気持ちって大人になると、出会うことが少なくなるんですが、毎年必ずこの神社で感じれることができるのは幸せだなって思いました。

 

お囃子の練習をやることで、本番に向けたワクワク感を高ぶらせていきます。

 

それでは、また〜。

 

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