浜松市佐久間町のフィフティーズな床屋 乗本和男のブログ

フィフティーズ大好きな床屋の店主です。円満家族のお手伝いをする床屋です。

人に必要とされるって、とても嬉しいことですね。今日はそんなことを感じた1日でした。

 

こんにちは〜。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

 

今日も日差しの暑さもさることながら、蒸し暑さが蘇ってきた浜松市の山の中です。

台風10号の影響でしようかね〜。これから沖縄で力を蓄えてこちらの方に向かってくるようなことをテレビで聞いた感じがします。

どちらにしても今は熱中症対策をして、台風10号が来たらしっかり警戒してくれると嬉しいです。

色々な介護サービスが増えて来ている

ここら辺にも高齢者が多くなったとうことで、特別介護施設などができました。できたけどもなかなかその施設にすぐ入れるわけではなく、順番を待つことが多いみたいなんです。

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高齢者の方の人数が多すぎて施設がすぐいっぱいになってしまうんですよね。

その施設の補佐的にやってくれてるのが、地元に密着した「ふれあい」というグループホームです。泊まりはできませんが1日の間お年寄りの世話してくれます。こう言った施設があるおかげで、特別老人ホームに入居待ちしてる方の家族もとりあえず、自由な時間を使えるようになるのかなって思います。

どこでも高齢者の方が増えている

日本の国はだいぶ高齢化が進んできたみたいで、今日のテレビでも都心における人口の現象と空き家対策それに高齢者問題がクローズアップされてました。

浜松の山の中もこのことに凄く悩まされています。対策としてどうしたらいいのか、あまりにも進むスピードが早すぎて今の現状に対応してるだけで精一杯な所があります。

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こういった状態で街の中が進んでいくと、今まで来てきくれたお客さんもだんだんと高齢になっていき、色々な不便性が発生してくるんですよね。今まで店まで足を運んでくれたお客さんが高齢の為に来れなったり、病気で寝たっきりになってしまっていたりすることがあります。

こんな不自由になったお客さんに対して、ボクは何ができるんだろうなって考えています。

今日はお客さんの自宅に訪問カット

床屋としてこういった状態になった方々に、どういうことができるかなと考えた時に、まず思い浮かべるのが訪問カットです。今までは予約という言葉を使ってなかったので、お客さんから電話を頂いても店に来てくれるお客さんの様子を見ては、焦って訪問カットに行ってました。

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でも予約という言葉を新しい店にしてから使うことができるようにしたので、しっかりとお客さんの時間のニーズに応えることができるようになったんです。

今回のお客さんも96歳という高齢ながら、本当に数ヶ月前まで徒歩で店までカットに来てくれたお客さんです。ある日突然、右半身が動かなくなり(脳梗塞)寝たっきりになってしまったんです。

ボクが子供の頃から来ていてくれたお客さん。長いこと可愛がって頂きすごく感謝しています。そんなお客さんだからこそ、お客さんのニーズに合わせることができてとても嬉しかったです。

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お客さんは午後から、介護師の方がお風呂に入れてくれると言うことで、午前中に来て欲しいと言うことでした。10時には別のお客さんが店に来てくれるので、8時半に自宅に伺い、来店してくれていた当時の元気そうな顔を見ながらカットすることがでできて嬉しかったです。

商売ってお金儲けでやってるのは当たり前ですけど、こういったボクを必要としてくれてるお客さんの為に、ヘアカットができることがとても嬉しいなって感じた1日でした。

これからもボクを必要としてくれるお客さんがいたら、時間を作って訪問カットに行きたいです。

それでは、また〜。 

 

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