浜松市佐久間町のフィフティーズな床屋 乗本和男のブログ

フィフティーズ大好きな床屋の店主です。円満家族のお手伝いをする床屋です。

お客さんの目線とボクの目線は違う、やっぱり相手の立場になって考えるって大事。

 

こんにちは〜。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

 

秋になりましたねー。天気が良いのにこの涼しさは、いよいよ本格的なオータムになって来た証拠でしょうね。食の欲の秋、これから本格的な寒さを迎えるまで過ごしやすくなります。運動と連携して美味しい秋の食べ物を味わってくれたら嬉しいです。

ヘアカットの目線

さてさて、ボクみたいに商売をやっていると、お客さんを相手にしなくてはいけません。そして床屋という職業柄、お客さんのヘアスタイルの希望や髪の毛の状態を把握して仕事をするわけですが、どうしてもお客さんの後ろに立ち、当たり前ですがカット椅子に座ってもらい、上から髪の毛を見る目線で話をしてしまうんですよね。

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そのためにお客さんの目線で話すということをたまに忘れてしまったりしちゃいます。本当に目線というのは大事で、髪の毛をカットする時も上からの目線ではなく、カットラインと同じ目線よりあえて下ぐらいでないと、頭の形・質・毛量なんかがわかりにくく上手くカットできないんですよね。

だからボクは、カットする時には、お客さんの髪の毛のカットラインより下に目線を下げてカットしています。刈り上げなんかも上から目線では、きれいにカットできませんからね。

コンビニつけ毛の目線

コンビニつけ毛でも目線をすごく気をつけているんですよ。お客さんがカット椅子に座り話す時、どうしても上からの目線になってしまいます。上から見る頭の薄毛の部分とお客さんの目線で気になる薄毛の部分と全く違うんですよね。

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だからボクは、必ず目線をお客さんに合わせて気になる所を一緒に確認して、その上で僕が「上・横・後」とお客さんが見えない所、他人が見た時に薄毛が気になる所を見つけ、一緒に薄毛を隠したい所を考えています。

失敗した目線

そんなことに気をつけてやっているボクですが、昨日のお客さんにこんなことを言われたんです「待合で待ってる時に目の前に置いてあるOPENのネオン管LEDが光って、本を読む時に気になるんだよね」

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「え!気になるんだ」まさかの言葉にビックリしちゃった。

はじめは壁につけるかどうしようか考えましたが、ちょっと暗めにセッティングしてる待合室の床に置いてもLEDの光がいい感じだったんです。ただそこに設置する時に見た角度が上から下を向く目線だったんですよね。

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ダメだね〜。ちゃんとお客さんと同じ目線になって、設置する場所を考えないとね。仕事のことでは気にしてるのに、こういった所もちやんとしないと。自分ではいいと考えていても、座ってどういった感じになるか。

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予約優先になり、あまりお客さんが座ることのない待合だけど、ちゃんとお客さんと同じように座って確認しないといけないなって改めて反省です。これからは店のなか全てをお客さんと同じ目線で周りを見ることが大事だなって感じました。

それでは、またー。

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