人は何か大きなトラブルに合うことで、改めて自分を認識できるんだって感じました。
こんにちは〜。
今日も暖かい日だと思ったのですが、天気で日が当たっているのに太陽の日差しが弱いのか寒いんですよね。こういった弱い日差しが冬の訪れを感じさせてくれます。
サインポールは床屋のシンボル
さてさて、ボクの店を新しくオープンしたのが今年の5月の終わりでした。それから4・5ヶ月しかたっていないのに凄く気になることが起きてしまったんです。それは店と一緒に新しくした床屋のシンボルのサインポールのことなんですよ。
店を新しくするときに、サインポールをつけようかどうしようか迷ったんです。
その迷いはどこから来たのかというと、まずサインポールをつけなくてもお客さんには、ここに床屋があるってことを知ってもらっているということと、サインポール自体にボクが少し興味が無くなったことが原因でした。
でもこのブログでも書いて、友達やみんなの意見を聞いてやっぱり床屋には、サインポールはシンボルとして必要だなって感じたんです。それで店に合うようにアメリカンタイプのコンパクトなものにしました。
やっぱりコンパクトになったとはいえ店の入り口に取り付けたら、いい感じで床屋らしさを表現してくれました。生まれた時からすっと家の前でクルクル回っていたのがサインポールからね。
一度は悩んだことを後悔しるぐらい、床屋らしさと店の雰囲気を醸し出すアイテムになってくれたんです。本当に店に付けてよかったって感じました。
サインポールに変化が。
しかしそのサインポールを付け始めてからすぐに何やら変な音を出し回り出したんです。始めは少し振動を与えると時たま静かになったりしたので、だましだまし使っていたのですが、最近になりだんだんと音が激しくなるようになりました。
さすがにこれでは家だけでなく近所にも迷惑がかかるといけないと考えて、購入した会社に電話したんです。まだ半年もたっていません。一年保証は効くと分かっていたのでそのことも踏まえて相手の会社に伝えました。
あれーーーーーー!あまりの寒さにサインポールが泣き出したよー!#フィフティーズな床屋 pic.twitter.com/JaNjhxwTFM
— 乗本和男[フィフティーズな床屋の店主] (@tokayanori47) 2016年11月10日
そもそもこのサインポールは、中の電気を変えるだけならともかく、サインポール全体を変えるとなると、電気屋さんに付け替えてもらわないといけないんです。ですからこの付け替えるのも保証してもらえるだろうと考えていたんですね。
ボクは床屋を好きだということを改めて感じた。
製造販売の会社にボクがサインポールの故障と保証をよろしく頼んだんですが、こう言われたんです「サインポールは外してこちらに送ってください、そして取り外しの工賃はお客様で持っていただきます」って。
え!工賃を支払えと言われたのはしょうがないとしても、サインポールを取って送れというのはどういうことかわからなかったです。ボクはさっき書いた通りサインポールって床屋のシンボルだって考えているんです。
そのシンボルを一時的にも外して修理に送れっていわれても、その間サインポールはボクの店ではクルクルと回らなくなってしまいます。シンボルをつけることができなくなってしまうんですよね。
この会社がサインポールをどんな気持ちで作っているのか考えたら少し悲しくなりました。床屋にサインポールを売るときに「サインポールが床屋のシンボルになり、繁盛する店になって欲しい」と考えて床屋に売ってるではなく、ただクルクル回る目印としか考えてなくて売っているんだろうなって感じたからです。
でもその時に改めて気がついたことがあります。ボクって床屋にプライド持っていて床屋って仕事が好きなんだなってことをです。当たり前のことかもしれませんが、こういったことがあったからこそ、そう感じることができたのかもしれませんね。
それでは、またー。