ついにスギ花粉の時期がやって来ましたが、スギの木の高齢化で飛散量が少なくなってきた感じがします。
今朝から晴れ間が出て、綺麗な青空が一面に広がっています。最近は日が長くなったせいか、日差しが強くなった感じがするんですよね。春が近づいてくる感じがします。
くしゃみをして思い出すスギ花粉
さてさて、春が近づいてくるのは嬉しいのですが、ただ一つきになることがあるんです。
それは、目のかゆみ・くしゃみ・咳などを起こすスギの花粉症です。冬の間は寒いから早く暖かい春にならないかなって考えていますが、だんだんと暖かくなって来て初めて「しまった」って気がつくのがスギ花粉なんですよ。
毎年来るんだからちゃんと前々から予防の手段や、新しい情報を見つけて対策を練ればいいと思うんだけど、なぜか暖かくなることが嬉しくて忘れてしまうんですよね。
そんなスギ花粉!
ここ佐久間町では売るぐらいに花粉だらけになります。ボクの家から見渡した山々は全てスギの木ですからね。
佐久間町浦川の材木の歴史
昭和の時代の戦後から高度成長期までは、経済が発展していく勢いに乗って山の木もすごく売れたんです。
そのおかげでボクの住んでいる町の佐久間町浦川は材木の町としてすごく栄えたんですよね。
戦後から高度成長期の頃までは、町のいたるところで朝から芸者さんの三味の音が聞こえて、木材の取引で活気ついていたみたいなんですよ。
そんな時代にいい値段でスギの木やヒノキを取引できたものだから、切った後もいっぱい苗を植えたんです。
そして苗もすぐには成長しず、売れるまでには50年らいはかかってしまいます。でも50年かかって育ってみると今度はスギの木の単価が安くなってしまい、売れなくなってしまったんですよね。
ですから植林した木は手入れもしないでそのまま放置状態なんです。
杉の木も高齢化
本当なら枝打ちとか色々と世話をしてく段階で無駄な枝は無くなるのですが、お金にならないから枝打ちもしないから伸び放題。
その枝に春になると花粉がつくわけですから、すごい数の花粉が舞い散るんですよね。
でも最近は良いことがあるんです。スギの木が高齢化して来て花粉が少なくなって来たんです。
いつも時期が来て山を見ると花粉で真っ赤になるところが、緑のまま花粉をあまりつけないでシーズンを迎えてるんです。
だからこちらでも最近は、花粉症の症状も少し楽なような感じがします。
でもいよいよ始まるスギ花粉の飛散!
これからここ佐久間町浦川から、飛散のすごい時には随時、リアルタイムでお伝えしたいと考えています。
それでは、またー。