浜松市佐久間町のフィフティーズな床屋 乗本和男のブログ

フィフティーズ大好きな床屋の店主です。円満家族のお手伝いをする床屋です。

「エルヴィって行こうぜー」をやることよって、お客さんの知らなかった気持ちや性格を見つけることができた。

 

こんにちはー。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

「エルヴィって行こうぜー」

1周年記念企画「エルヴィって行こうぜー」を初めて今日で5日目になりました。

この企画はボクが好きなエルヴィス・プレスリーの顔抜きパネルを作り、お客さんにエルヴィスになってもらうものです。

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初めやる前には「きっと25人もやってくれたら嬉しいよね」なんて嫁さんと話していたんですよね。

だってエルヴィスを好きなお客さんなんてまずいませんもん。

ボクがやたら言うから覚えたのか、名前だけぐらいは知ってる感じなんですよ。

お客さんの反応

そんなお客さんにボクが今回の企画を説明して「どうですか?」なんて言うと、思いもかけない人からのOKが出るんです。

だっていつも髪の毛をカットするときは硬い真面目な話が多く、こんな面白いことをやってくれそうにもないんですよね。

でもね、お客さん「いいよ」って言ってくれたんです。

思わず誘ったボクが振り向いて「えっ!」って言っちゃいましたもん。

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その方は実は大学の時に、サークルで落研に入っていたらしいんです。

きっと誰がみてもふざけたことをする人には見えないんですよねー。

その時感じたのは髪の毛をカットしている時だけの会話では、お客さんの気持ちや性格って分からないなってことでした。

でもこのイベントをやることで、お客さんとの距離がすごく縮まった感じがするんです。

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基本はひょうきんな人しかやらないと考えてるから「エルヴィって行こうぜー!」をやってくれるお客さんはみなさんひょうきんなんでしょうね。

嬉しいコメントを頂きました。

そしてここ3日ぐらいのイベントでは、店に貼らせて頂く写真に、コメントを添えてもらっているんですよ。

「1周年おめでとうー」なんて言葉を頂いているんです。

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でもそんな嬉しいコメントの中で、さらに嬉しいコメントを頂いたんですよね。

それはいつも来てくれている「和太鼓集団志多ら」の鬼頭くんからでした。

少ししかコメントを書くスペースがないのですが、そこにこうやって書いてくれたんです。

「一生ここで、髪切ります」

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少し目が「ウル」ってきました。

嬉しかった。

ボクが今ままで感じていたお客さんの気持ちや性格とは違う、本当のお客さんの中を少し見ることができて嬉しかったです。

これからも続くこのイベント「エルヴィって行こうぜー」もっともっとお客さんを巻き込んだ楽しいイベントになると感じました。

それでは、またー。