浜松市佐久間町のフィフティーズな床屋 乗本和男のブログ

フィフティーズ大好きな床屋の店主です。円満家族のお手伝いをする床屋です。

心から「ありがとう」って言われる言葉は、何よりも嬉しいと感じました。

こんにちはー。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

ボクの仕事はサービス業です。

お客さんにサービスをし、そのお代としてお金を頂き、感謝の気持ちを込めてお客さんに「ありがとうございました」と言っています。

この「ありがとう」という気持ちは本当に大事なもので、言い方次第では相手にいい印象を与えない時もあるんですよね。

なかなか言えなかった「ありがとう」

ボクがまだ修行と言われる時代の話ですが、高校を卒業して理容学校に行かずに直接仕事をするように床屋に入りました。

もちろん学校は自分で稼いだお金で行き、通信教育という形で免許を取ることができたんです。

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そんな高校卒業して入りたてボクの仕事にお客さんへの挨拶がありました。

「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」

簡単そうにみえますが、でもねこれが当時なかなか恥ずかしくて言えなかったんですよ。

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一度高校の時に実家の店でアルバイトしたことがあったのですが「いらっしゃいませ」「ありがとうござました」が言えなくて結局最後まで言わなかった記憶があります。

田舎もんで照れ屋もあるんですが、自分の心の中に本当にお客さんに対して「ありがとう」という気持ちを心から持ってなかったから、言えなかったんだろうなって感じています。

心の入ってない言葉は見透かされる

言葉って簡単そうですごく難しくて、その言った言葉に心があるかないかなんて、誰でも直ぐに分かってしまうんですよね。

そんな難し言葉の使い方も、自分の心に素直になると気持ちよく伝わることができるではないかなって感じています。

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親父と一緒に仕事をしている時はまだお客さんも親父のお客さんだと自分では感じていて、「ありがとうございました」も軽い言葉に感じられていたかもしれません。

でも自分のお客さんだと考えると心の中から言えたんですよね。

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本当に発する言葉で気持ちが分かるから、伝えやすいし見透かされやすいんです。

だからお客さんを愛することで心から言えるんだなって感じました。

SNSの発信も同じ

 じゃSNSはどうかなって考えると、これも全く同じなんですよね。

最近ツイッターで投稿してる花の写真によくコメントをもらいます。

毎日見てくれる友達に喜んでもらいたくて投稿してるんですよね。

 

そしてそこには「いつもキレイな花をありがとう」って書いてあるんです。

そして歌と一緒にその気持ちを送ってくれました。

 

「ありがとう」という心のこもった言葉は、口頭でもSNSの文字でも、伝える側の気持ちが入っていると何よりも嬉しいなって感じました。

 

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