浜松市佐久間町のフィフティーズな床屋 乗本和男のブログ

フィフティーズ大好きな床屋の店主です。円満家族のお手伝いをする床屋です。

玄関に飾られたホオズキの旬と季語の様に、お客さんとの意思の疎通のズレには気をつけたいです。

 

こんにちは〜。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

ホオズキというとボクは秋を感じてしまうんです。

でも夏のこの時期にオレンジ色の可愛い実を付けるんですよね。

実を採って中の具を取り出したら(なかなか子供だと上手く中身を出せませんでしたが)唇をそっと当ててピーって音を鳴らして遊んだものでした。

今でこそ大人になり観賞オンリーになってしまっているんですが、子供の頃に遊んだ思い出はそのものを見ると頭の中に浮かんでくるものなんですね。

ホオズキの旬は秋?

そんなホオズキの旬は秋だと初めから思っていたボクは、玄関に飾ってあったものを見て母親に「ホオズキってもうできるんだねー」なんて話したんです。

そしたら母親が「ホオズキは今が旬だに、畑に行くといっぱいできてるよ」って教えてくれたんです。

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 もう小さい時から赤とんぼとホオズキは秋のものだと決めかかっていたんですよね。

だからそう言われた時にそんなことはないらって調べましたもん。

ただこれも詳しく調べると、ホオズキの種類や育て方で1から2ヶ月のズレは有るんです。それに季語は旧暦で見ているので、1ヶ月ずれるんですね。

でもボクの中のホオズキの旬は秋なんですよ。

固定観念が強い

実際にできる時期と自分が感じている時期のズレって、結構他でも有るんではなかなって感じたんです。

もともと固定観念が強いボクなんですが、これはこういうものだって考えていると、なかなかそれを柔軟に変えてくとが難しかったんです。

最近では色々と勉強する様になり少しずつではあるけども、頭の中の硬さが柔らかくなってきたかなって感じてきてるんですよ。

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 でもこの柔らかさって凄く大事だと考えているんです。

今まで当たり前だと感じていたものに対して、疑問をもち「もしかしたら本当は違うんじゃないか」っていう考えが必要なんですよね。

お客さんのためにも柔軟な考えが大事

お客さんに商品を伝える時でもそうなんです。お客さんが欲しがっていても本当にこの商品がお客さんのためになるのか?実は全く必要ではなく違うもの方が合うんじゃないのか。

こんな疑問も自分の頭の中にいつも持っていないと、お客さんのためになることを伝えることができないし、心から喜んでもらえないと考えているんです。

今日は散歩に行こうと玄関を横切った時に目についたホオズキを見て、自分の考えがいつも正しいとは限らないということを感じました。

それでは、またー。