お彼岸が来ると思い出す。子供の頃に遊んだ地元の丘「尾平峠」
こんにちは〜。
秋の風を感じる季節になりましたね。
朝の散歩には長袖の服を羽織りたくなる感じがします。
でもこのくらいの気温の方が気が引き締まって、一日を気持ちよくスタートするにはいいかもしれません。
佐久間町浦川の秋のイベント
さてさて9月に入るとここ佐久間町浦川では2つの大きなイベントがあるんですよね。
1つは「浦川歌舞伎」という地元の有志が集まって、昔からやってる地歌舞伎を継承してくれてるんです。
浜松市では結構有名なんですよ。
でもこの歌舞伎の話しは、また後日紹介しますね
今日はもう1つのイベントを紹介したいなって考えています。
それは地元の小高い丘にある石碑に刻まれた旅役者のお祭りなんですよね。
その丘は尾平峠と言います。
尾上榮三郎と町の人の関係
峠とは行っても何も峠ほど高いところではないし、ボクの家から見ると丘に見えるんでよ。
そんな尾平峠で子供の頃は「かくれんぼ」や「鬼ごっこ」をしたり子供達みんなで飛び回って遊んでいたんですよね。
そこには程よい感じで近所の人が畑を作っていたんです。だから草なんかも綺麗に刈ってあり、遊ぶのには丁度良い場所だったんです。
そしてそこには歌舞伎役者「尾上榮三郎」という方が祀られれているんですよ。
旅をしていた時に病気になり、ここ浦川の里に腕の良い医者がいるということで診せに寄ったんですね。
そしてそこで地元の人達の暖かい応援や接し方に感謝をして、治らないと分かっていた体を押して歌舞伎を公演してくれたんです。
そしてここ浦川で命尽きてしまったんですよね。
そのことを浦川の人は悲しんで、石碑を作り祀ったんです。
尾平峠の思い出
そのお祭りが9月18日(敬老の日)に行われます。
このお祭り小さいお祭りなのですが、関係者の方々や地元区民の応援で投げ餅やお菓子が盛大に配られるんですよ。
子供の時はこのお祭りが来るとお菓子が両手に溢れるくらいもらえるので、喜び勇んで帰ろうとしたらこけてしまい、大事なお菓子を食べれなくしてしまった苦い思い出があるんですよね。
もう何十年も続く感謝の気持ちの入ったお祭りです。
大人になりなかなかいくチャンスがありませんが、子供達にとってはいっぱいのお菓子をもらえるだけに、見逃せない日になることは間違えありませんね。
それではまたー。