店に来てくれた初々しいカップルを見て、自分の時のことを思い出しちゃいました。
こんにちは〜。
さてさて、昨日は少し忙し気味の床屋でした。忙しい時って上手い具合にお客さんお入れ替わりが行えるんですよね。店の状態を見てお客さんの方が気をきかせてくれるからだと思います。
そんなお客さんの中に地元大好きの良くんが来てくれました。
地元にはなかなか若い子が就職できるような会社がないんですよね。でも大きな燃料関係の会社が旧浜松市にあって、そこに就職することで支店がある地元の燃料店に転勤することができるかもしれません。
貴重な地元を背負う若者なので期待をしています。
そんな良くんが店に入ってくると、そのあと続けてドアが開く音がしました。「あれ!お客さんの予約は入れてないのになって」って思い入り口のドアの方を見たら、可愛い女の子が・・・??良くんの彼女でした。今回で二回目かな新しくした店になって顔を見せてくれたんです。
笑かすことに(笑)二人の年齢を足すとちょうど僕の年齢になるんですよ。
若いですよね〜。羨ましいなって思います。でもさ〜あ、そんな年齢をボクも過ごしてきたんですよね。当時は若すぎて若さのありがたさとか、時間の大事さなんて何にも気にしてなかったなって少し反省してしまいました。
自分達の青春時代
この仲のいい二人を見てたら、嫁さんと付き合っている頃のことを思い出してしまいました。今ではボク達二人の関係はまるで空気の様な関係になってしまっている(自然)感じがします。いい意味の空気の様な関係なんですけどね。
そんな二人にも良くん達みたいな初々しい時がったんです。知り合いの紹介で初めて会話したのが店にあった公衆電話でした。お互いに同じ様な仕事ということもあり、話も弾んで今度デートしようって話になったんです。
そんなデートまでこぎつけるのには、とてつもない労働力が必要でした。なぜなら店の公衆電話は10円単位で投入しなくては切れてしまうんです。話も盛り上げなくてはいけないし、話に夢中だと電話は切れるし大変でした。(笑)
なんとか初デートの日にちを決め、安い給料で買ったマツダのファミリアリフトバック
を磨き、そして待ちに待ったデートの日が来たんです。
車の中で彼女(嫁さん)に聞かせるミュージックは選りすぐりのムード曲、50sの中から選抜したボクが思う「彼女がノックダウンするドゥーワップ」を準備して、いざ迎えに行きました。
そしてデートの日、迎えに行って助手席に乗った彼女に「この曲で君の心は俺のものだぜ」ってな気持ちでミュージックスタート。始めはお互いに緊張してたけど、そんなことも時間がほぐしてくれて、自然んな感じになったんです。
そしてそんな彼女の心が開き始めたなって思った時ショッキングな言葉が彼女から・・
「この曲さ!勘弁してもらっていい〜」
グラ〜〜〜〜><!ボクが一生懸命のノックダウンさせるつもりでチョイスしたイカした曲が嫌いだったんです。
しまいには「浜省とか千春とかないの?」だって!
もちろん次のデートには、彼女をノックダウンさせるイカした浜省と千春が選曲されたのは間違いありませんでした。
なかなか世の中、自分の思う通りにはならないというお話でした〜。
チャンチャン。
それでは、また〜。