浜松市佐久間町のフィフティーズな床屋 乗本和男のブログ

フィフティーズ大好きな床屋の店主です。円満家族のお手伝いをする床屋です。

大寒に入り寒いのは嫌いだけど、大好きな漬物が美味しくなるって考えると、寒さを乗り切れそうな感じがします。

 

こんにちはー。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

 

今日も佐久間町では、人気のある「新そばまつり」がありました。天気も良く多くの方に来て頂き、熱々の美味しいそばを食べてもらえたことだと思います。これから佐久間町ではこういったイベントや祭りがありますので、足を運んでもらえると嬉しいです。

寒い時には寒くないといけない理由

さてさて、大寒に入り寒さが増して来ました。朝起きてみたらあたりは雪ではなく厚い霜で真っ白くなっているんですよね。

こんな寒そうな光景をみていると、早く暖かい春がこないかなっていつも考えているんです。でもね、寒い時期には寒くないといけないって言うことも自分では分かっているんですよ。

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そうでないと色々な障害がでて来ますからね。

例えば、ここ佐久間町のような山の中では獣たちがはびこっています。特に増え続けているのが野生の鹿なんです。夜9時頃道路を車で走ると道のど真ん中で悠々と遊んでいるんですよ。

その鹿もこの冬の時期が暖かいとまた一気に増えるんです。かわいそうだけど、小さい子供鹿は寒いと冬を越せないやつもでるんだよね。これも自然の摂理だからしょうがない。

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そんなことを考えながら寒い冬は嫌だけど、大事なこともあるなって考えているんです。それに大好きなものができる時期でもあるんですよ。

やっぱり冬の漬物が一番美味い!と思う。

それは冬の時期が一番美味しいくて、楽しみなものです。

そう、お漬物!

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ボクの家では、先代のおばあちゃんから口伝えで漬物の塩加減とか漬け方、重石を置く目方を教えてきたんです。そんな漬物も口伝えだから作る人で微妙に味や浸かり方が少しずつ違うんですよ。

だから、おばあちゃんの味がいいと思っても、今漬け物を作ってるのはボクの母親です。だから微妙に違うんですが、でもそこがのその人の味が出ていいなって感じているんです。

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ボクが一番好きな漬物は白菜の漬物です。キムチみたいに一味はあんまり入れませんが、少しピリ辛になるように入れているんです。そして何と言ってもその白菜を漬ける重石です。

この重石はかなりの重さを乗せます。そうすることでしっかりと水が出て来て、すごい腰のある白菜の漬物ができるんですよね。もちろん、ニンニクも入れます。

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だから大好きで朝から食べたいんだけど、ニンニクの匂いが出てしまうので仕事が終わった後の晩御飯にしか食べれません。

あ!休みの前も食べれるね。

なんだかんだ言っても旬を感じるものは美味いんだよね。

そんな時はもう一つの大根の漬物、沢庵を食べます。この沢庵もしっかりと重石を乗せているのでかなり腰のある固い沢庵なんですよ。

ボクは甘いのがあまり好き出でないので、ザラメを入れずに小糠だけで甘みを出すようにお願いしてます。そうすることで、口に残る甘さでなく自然な甘さになるんですよね。

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だからこの時期が楽しみなんです。

こうやって考えると、寒いのは嫌だけど少し妥協して楽しみなことをイメージすることが、寒さを乗り切る一つの方法かもしれませんね。

それでは、またー。