浜松市佐久間町のフィフティーズな床屋 乗本和男のブログ

フィフティーズ大好きな床屋の店主です。円満家族のお手伝いをする床屋です。

佐久間町浦川の秋の伝統芸能、浦川歌舞伎から学ぶこと。

 

こんにちは〜。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

 

秋は食欲の秋と言いますが、今回は文化の秋でいきます。ボクのイメージから文化芸術って湧いてきませんが、地元佐久間町浦川で昔から続いている伝統芸能があるんです。

それを紹介したいなって思います。

昔の思い出

一度途切れていた浦川歌舞伎が始まりもう30年以上なるのでしょうかね。本来の浦川歌舞伎の発祥には、本物の歌舞伎俳優と町の人達との密接な関係があったんです。そのことを去年のブログ書きました。これを読んでもらえるとなり初めがわかると思います。

ayuturi40.hatenablog.com

新しく始まった歌舞伎も一番大変だったのは役者集めだったと思います。もう20数年前に地元消防団に入団して色々な先輩方とお付き合いさせてもらいました。毎月2回の消防団の定例試運転が終わるとみんなでスナックなどに飲みにいったんですよね。

そしてそこに飲みに行くと必ず先輩方が気持ちよくなってくると当時やり始めた歌舞伎の話になるんです。そしてその先輩方の中には歌舞伎役者として頑張っている方が見えます。その方が少しお酒が入ってくるとこう切り出して来るんです。

「歌舞伎をやってみないか?」

そう歌舞伎役者の勧誘なんです。(笑)消防団の中には酔った勢いでOKを出してしまい歌舞伎を始めた人もいますが、ボクは仕事柄そういうわけにはいかなったんです。

歌舞伎の役者は一心同体

歌舞伎って個人プレーじゃないんですよね。何人もの役者や裏方の方々そして教えてくださる先生方の力がひとつになって素晴らしい舞台が出来上がるんではないかって感じてます。本当にみんなの気持ちが一つの名題を築き上げていくんでしょうね。

ボクもお付き合いの関係で色々とお誘いをしていただきましたが、何時に終わるかわからないような仕事をしています。それに土曜日公演ということもあり、仕事が重なりまず行くことはできません。そんなことでお断りさせていただきました。

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さっき書いたように歌舞伎は役者の方々初め関わる全ての人の力が一つにならないと良い歌舞伎はできないと思います。今やられてる人達のチームワークも歌舞伎の芝居を見るだけでなく、見所だなって感じます。

続けるとは大変なこと

田舎の一番の難点は人口が減っているということです。そしてその中にいる人達で伝承してかなくてはいけないんです。そんな状態の中でも、歌舞伎に賛同してくれて入ってくれている人もいます。浦川歌舞伎では小学5・6年生の子供に白波五人男を演じいてもらっているのですが、その時に親がついてくるんですよね。その親に「やってみないかって」声をかけてるみたいなんですよ。

親も初めて見る迫力ある歌舞伎に引かれて入ってくれる方もいます。こうやって関心のない人でも歌舞伎に出会うことによって心を惹かれて、歌舞伎俳優となってくれてるそんな姿を見ていると少し安心します。

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継続していくことはとても大変なことですが、これによって浦川の大きな財産になっていくと感じました。地元歌舞伎から学ぶことは色々ありますが、継続は力なり地道にコツコツとやっていくことが大事なんですよね。

そうそう、大事なこと忘れてた浦川歌舞伎の公演日貼り付けておきます。興味のある方は、旧浦川中学校体育館で朝11時から行います。見に来てくれると嬉しいです。

それでは、また〜。

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