10月の最後の28日(土曜日)に静岡県の無形民俗文化財の「川合の花の舞」が行われます。
こんにちは〜。
静岡県の無形民俗文化財
佐久間町川合という地区に、何百年という前から伝わる奇祭が行われているんです。
そのお祭りの名前は「川合の花の舞」と言います。
このお祭りは鎌倉時代から続いていて、ここ佐久間町だけではなく愛知県東栄町や豊根村でも執り行われているんですよね。
同じ修行僧の人が伝えたのに同じような祭り内容でも、「花の舞」「神楽」「田楽」など色々と呼び名が違う場合もあるんですよ
そしてここ佐久間町では現在、下川合と今田という地区で花の舞をやっています。
しかし過疎化が進みどこの部落でも、若者の確保が難しい状態になっているみたいなんですよね。
もしかすると佐久間町の起爆剤である「鮑の養殖」と「三遠南信自動車道路」ができたらこの問題も解決するかもしれません
そしてボクにとっての「川合の花の舞」は、小学校の時に友達の家に泊まりに行ったことが一番印象に残っています。
今では10月の時期ですが「川合の花の舞」は霜月祭りと言って、本当はもっと寒い時期にやったんですよね。
花の舞の思い出
神社の境内でお祭りをやるのですが、雪が降り余りにも寒すぎていつまでも見て居れなかった思い出があるんです。
そんな寒い時期でも神社の入り口にはテキ屋さんの屋台が2・3軒あり、友達のお父さんにもらった500円で買いに行きました。
子供ってお金をいつも自由に使えないからお祭りの時はガッツリ使うんですよね。
嬉しくてせっかく貰った小遣いも直ぐに使い果してしまったんですよ
そしてこの「川合の花の舞」ではもっと特別な食べ物を食べることができるんですよね。
それは各家々に伝わる秘伝の味噌ダレで焼く、それはこの時期だからこそ楽しめる里芋です。
この里芋に秘伝のタレをつけて炭火で焼くんですよねー。
里芋についている甘い味噌ダレの焼けた匂いがまた食欲をそそります。
そしてもう一つは、五平餅なんです。
これも秘伝のタレを塗り炭火で焼くのですが、今考えただけでもよだれが出てきそうに美味しかったですよ。
くし芋と五平餅は各家で作りましたから、友達の家でお腹いっぱい食べた記憶が残っています
お祭りも小学生の時の思い出から何十年も経ち、仕事の関係でいけず陰ながら寄付という形で応援させてもらっていますが、こういった伝承していく祭りはいつまでも残ってくれると嬉しいですね。
「川合花の舞」
毎年10月最終土曜日から翌日にかけて夜通し舞われます!
今年も例年通り今週末28日pm3:00頃から29日am5:00頃まで行います!
浜松市佐久間町川合にある八坂神社境内にて奉納されます。
当日会場では五平餅、おでんやカップヌードルなどの販売も行っております!
ご来場の方は冷え込みますので、防寒具を持参のうえお越し頂けると嬉しいです。
【新東名・浜松浜北I.Cから約70分】
国道152号を北上⇒(大井橋交差点左折)⇒国道473号を進む
【三遠南信・鳳来峡I.Cから約30分】
国道151号を北上⇒(東栄町内で右折)⇒国道473号を進む
JR飯田線下川合駅下車、徒歩で約20分
それではまた。