浜松市佐久間町のフィフティーズな床屋 乗本和男のブログ

フィフティーズ大好きな床屋の店主です。円満家族のお手伝いをする床屋です。

静まり返った山里で養殖されているアワビ。いよいよ2019年の民営化を目指します。

 

こんにちは〜。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

佐久間町で始めたアワビの養殖も2年が経ちました。

浜松市との合併から一気に過疎化が進み、人口の減少を止められない勢いが続いている佐久間町ですが、浜松市の企画で2年前から始めた「アワビの養殖」がいよいよ2年後の2019年4月の民営化を目指すことになりました

www.nikkei.com

ボクが「アワビの養殖」を知り、今年の5月のラジオ放送の時に話させて頂いたんですが、本当にアワビを佐久間町で養殖して消費者の方に食べて頂くまではなかなか難しいかなって考えていたんです

ayuturi40.hatenablog.com

だって実際に町の中の雰囲気や住んでいるお客さんの話を聞いても「まず佐久間町で作るのは難しいら、今でもほとんど死んじゃうみたいだよ」なんて言葉が飛びかっていましたからね。

商品としてまで出せる様になった

それから市の職員の方を中心に、餌のやり方や好むものや塩水や温度なども勉強して頑張ってるんですよ。

確かに山の中でアワビの養殖が成功したら、凄く話題性もあるしこれからどこでも養殖が可能になり、手軽な値段で食卓にあがるかもしれません。

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 実際はまだまだ今は食卓にあがるというよりも、佐久間町の中のNPO法人「がんばらまいか佐久間」の「いどばた」という食堂だけで、1日何食までと決めて「アワビカレー」を出しているんですよね。

またこれが人気があり、県外からもリピーターとして来てくれる方もいるみたいなんですが、ボクはまだ食べたことはないんです。

なかなか地元の人の口には手軽に入らないアワビ

はっきり言っいてボクの周りで「佐久間のアワビカレー」を食べてた人を聞いたことがないんですよ。

きっと数が少ないから地元の人も、少し控えてるところがあるかもしれないね。

そんな養殖アワビが佐久間町の起爆剤として、ヒットしてくれたら嬉しなって考えているんです

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最近までに1年間の生存率が0だったものを、50%まで引き上げることができる様になったんですよね。

これからは80%の生存率にして、安定した供給ができる様な体制にして2年後の民営化を目指し、佐久間町の名産として消費者の方々に喜んでもらえたらいいなって感じています

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しかし山の中の「アワビ」考えただけで現実的ではないなって考えていたけど、この官民の事業が成功し若者が満足できる生活を営むことができる様になったら、またこの寂しくなった佐久間町にも明るい希望が新しくできるかなって思います。

それではまたー。